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さくらインターネットからエックスサーバーへ乗り換えPART3~さくらの無料SSLを利用していた場合~

国立公文書館

こんにちは!トリシティ乗りのよっしーです。

さて、前回の続きです。

記事構成はこんな感じです。

  1. 事前準備・さくらインターネット側での処理
  2. エックスサーバー側での処理
  3. ドメイン移管・メールサーバーの変更・解約

今回はPART3の「ドメイン移管・メールサーバーの変更・解約」についての記事です。

※アイキャッチは全く関係なく、国立公文書館の建物です。「平成」と書かれたクリアファイルを頼まれて買いに。

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サーバー移転の全体的な流れ(おさらい)

サーバー移転の全体的な流れは、

  1. さくらインターネットの無料SSLの解除
  2. さくらインターネットのデータのエクスポート
  3. エックスサーバーの契約・データのインポート
  4. エックスサーバーでの動作チェック
  5. ネームサーバーの変更
  6. エックスサーバーのSSL設定
  7. さくらインターネット・エックスサーバーの並走・さくらインターネットの解約

という手順です。

サーバー移転の作業は残すところ7の作業だけです。

プラスで、ドメインの移管と、メールサーバーの変更・解約まで今回まとめました。

[aside type=”warning”]自己責任で!

いろいろなサイトを見て、サーバーの移転をさせました。

もっと効率のいいやり方があったり、安全にできたりする方法もあるのかもしれません。

サーバーの移転をご自身でやられる場合には、自己責任でお願いします<m(__)m>

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ドメインの移管

さくらインターネットを使って初めてWordPressを始めました。

ドメインを作って、サーバーを契約して、と。

今までのPART1、2はサーバーの移転がメインでした。

ドメインは、まださくらインターネットで管理されています。

ドメインはさくらインターネット、サーバーはエックスサーバーでも問題はありませんが、2か所と契約しているのは管理が面倒なので、ドメインの管理もエックスサーバーに変更します。

手順は、さくらインターネットとエックスサーバーのマニュアルを参考にしましたが、一部注意点があるので、その部分をまとめます。

参照:【gTLD】移管手順(さくらインターネット)より

参照:ドメイン移管申請(エックスサーバー)より

全体的な流れは、

  1. さくらインターネットのドメイン転出申請
  2. 認証コード(auth code)の取得
  3. エックスサーバーへドメイン転入申請
  4. 移管完了メールの受信

と簡単なんですが、さくらインターネットのドメイン転出申請で引っかかりました

さくらインターネットで転出申請をする前に、下記作業をしておきます。

さくらインターネットのサーバコントロールパネルにログインします。

左のメニューにある「ドメイン設定」→「ドメイン/SSL設定」をクリック。

管理ドメインとネームサーバーの一覧が表示されます。

移管したいドメインの登録情報の「WHOIS情報」を変更します。

WHOIS情報の変更① WHOIS情報の変更②

登録者情報の「名前」と「Email」を一旦自分の名前とアドレスに変更しておきます。

ここを変更しておかないと、移転の意思確認のメールが届きません。

さくらインターネット・エックスサーバーのマニュアルを見ても書いてなかったので、ちょっと引っかかりました。

ここを設定しておけば、あとはマニュアル通りに進みます。

ただ、この登録者情報は公開されているので、ドメイン移管が完了したら、管理しているエックスサーバーの代理情報で公開するように変更しておきましょう。

  1. エックスサーバーのインフォパネルにログイン
  2. ドメインパネルをクリック
  3. Whois情報の設定変更をクリック
  4. 弊社(XSERVER Inc.)名義で代理公開するにチェックを入れる。

このように設定しておくことで、管理している管理会社の情報が公開されるようになります。

代理公開

メールサーバーの変更

メールも、さくらインターネットのサーバーを使って管理していました。

こちらも解約してしまうので、エックスサーバーに変更しておく必要があります。

参考にしたのは、エックスサーバーのマニュアルです。

参照:メールアカウントの追加(エックスサーバー)より

手順は、

  1. エックスサーバーにさくらインターネットで使っていたメールアドレスの追加
  2. メールソフトの設定(Gmail)

で簡単にできました。

さくらインターネットの解約

全部の移行や設定変更が終わったら、あとはさくらインターネットの解約です。

さくらインターネットの会員メニューにログインし、契約情報をクリックします。

契約サービスの確認→解約をクリックします。

解約のタイミングは、サーバー移転を計画した段階で確認しておくといいですね。

解約にあたっての注意点がいろいろあるので、自分が契約しているプランを確認しておきましょう。

参照:サービスの解約(さくらインターネット)より

まとめ:躓いたところ

ドメイン移管はエックスサーバーのマニュアルだけではダメだった

最初にマニュアルだけで移管の手続きを進めましたが、うまくいかず。。。

他のドメイン移管をしているブログを見たり、エックスサーバーやさくらインターネットに問い合わせて何がダメなのか確認しました。

エックスサーバーのサポートは返信も早く丁寧に教えていただけて良かったです。

メールサーバーの容量に注意

メールはGmailに転送して使っていますが、元のサーバーにメールを残す設定をしていたため、満杯になって受信できないというトラブルが2回ありました。

親切にも連絡をくれるお客様がいたので事なきを得ましたが。

エックスサーバーのメール容量はとりあえずMaxに設定してあります。

解約のタイミング

さくらインターネットの解約のタイミングを確認しておきましょう。

あまり深く考えないで移転作業を始めましたが、解約のタイミングによってはお金がかかったり、すぐに解約にならなかったりもしますし、先に解約してしまってもダメなので、タイミングは考えて始めるほうがいいですね。

まとめ

ドメイン移管は簡単だろうと思っていましたが、思わぬところで躓きました。

ブログにまとめるのもシンドイです。笑

記事を書いている今現在、まださくらインターネットのサーバーは稼働中ですが、4月末には解約になります。

サーバー移転、ドメイン移転、メールサーバーの移転を経験して、ようやく自分のブログやHPがどうやって稼働しているのか実感が沸いたような気がします。

何事も経験ですね。

サーバー移転の際の何かの参考になれば幸いです。

【編集後記】

読書を再スタートさせて、今日の新しいことも再スタートさせました。

「メモの魔力」を読みましたが、日常にあることをメモするといったことが、きっかけになるということを再認識しました。

ブログもHPの記事も、疑問に思ったこと、フッと感じたことをメモしておかないとやっぱり書けないですね。

ABOUT ME
よっしー
30代税理士ブロガー。会計事務所業界15年。ブログでは、自分自身が楽しんだこと、役に立ったことなどを中心に書いています。記事が少しでも誰かのお役に立てればと思っています!